株式会社フルノシステムズ

従業員数
約110人
業種
通信・インターネット関連、その他ソフトウェア、情報処理
船舶用電子機器では世界最大手の古野電気株式会社のグループ会社として、1984年に設立。親会社の無線通信技術を継承し、業務用無線端末や無線LAN製品を多数製造する「ビジネスワイヤレス」の国内リーディング企業。幅広い産業や自治体、公共施設の無線通信の進展を35年以上にわたり支え続け、現在は学校教育現場におけるICTを活用した授業に欠かせないWi-Fi環境の構築でも業績を伸ばしている。無線ハンディターミナルを活用した商品管理、店舗運営など、流通・物流の業務改善にも一役買っている。

課題

  • 10年以上ぶりに新卒採用再開も、理系学生の実態がわからない
  • 理系学生からの知名度の低さ
  • 利用していたナビサイト系媒体ではターゲット学生に出会えない

 

導入の決め手

  • ターゲットとなる理系学生を絞り込んでアプローチできる
  • 知名度が低くても、優秀な学生を獲得できるのではないかという期待感
  • LabBaseスタッフの理系学生の実態への豊富な情報量

 

効果

  • 理系学生、大学院生の動向が把握できた
  • スカウトでターゲット学生にピンポイントでアプローチできた
  • POL主催イベントに参加した13~14人の学生と接点が持てた
  • 上記イベントから2名の内定候補者

2019年に創業35周年を迎えたフルノシステムズ。近年は、行政や教育から、物流分野まで無線環境整備のビジネスワイヤレスへの需要が増すなか、中途採用や親会社からの出向だけでは、会社の将来を支える人材の確保が困難になってきた背景を受け、35周年のメモリアルイヤーに、10年以上ぶりに新卒採用を再開した。しかしながら、ナビサイトを利用した20卒では苦戦。21卒からはLabBaseを導入し、LabBaseのみで好調な進捗を生んでいる。LabBaseの使い勝手や高評価のポイントなど、新卒採用を取り仕切る専務取締役の井澤亮三様にお話を伺った。

10年以上ぶりに新卒採用を再開も理系学生からはソッポで、早急な軌道修正が必要に

Q. 貴社は10年以上新卒採用を行っていなかったと伺いました。20卒から募集を再開した理由を教えていただけますでしょうか。

今までは中途採用、もしくは親会社である古野電気からの出向という形で人材を確保してきました。中途採用や出向であれば、確実に採用できる上に、即戦力を求める現場のニーズにも合致するためです。しかしながら、社員の年齢層がどうしても高くなるという課題に直面することとなりました。現在、当社の社員の平均年齢は45~46歳と高めです。10年後、20年後の会社の未来を考えた時に、やはり若手の育成が必要だということで、新卒採用の再開に踏み切りました。

Q. 実際に新卒採用を始めてみて、どのような課題が生じたのでしょうか。

最初はもう何から手をつけていいのか、分からないような状況でした(笑)。手始めに、ナビサイト系の媒体を利用したのですが、技術系のみの募集で、わずか2~3人の採用枠しかない当社のような知名度の低い会社に、学生はなかなか興味を示してくれません。それでも業者に無理を言って、スカウト経由で学生さんを集めてもらい、その中から何人かと面接をして、なんとか2名の内定者を出すことができました。しかし、その2名に見事に蹴られてしまいました。思うような結果を出すことができず、がっかりはしたのですが、よく考えてみれば、当社のようなターゲットの狭い新卒採用に、広く浅く学生を集めるナビサイト系媒体は不向きなんですよね。このまま使い続けても、次年度以降も同じことの繰り返しだと思い、早急に別の採用手法を検討することにしたんです。

ターゲットを絞ってアプローチできる
LabBaseの導入を即決

Q. LabBaseを知ったきっかけは何だったのでしょうか。

ナビサイト系の媒体に見切りをつけた頃、たまたま日経新聞にPOLさんの記事を見つけたんです。理系学生に特化しているという点でLabBaseに興味を持ち、早速こちらからコンタクトを取りました。担当者の方にお越しいただき、詳しい説明を聞くうちに、「理系学生のみ」「少数精鋭採用」という当社のニーズに、ぴったりだという確信を持ちました。それからわずか1カ月後、2019年2月に導入して以降、21卒はLabBaseのみで採用活動を行っています。

Q.導入の決め手を教えていただけますか?

まず、理系に特化したダイレクトリクルーティングサービスであることが大きかったです。プロフィールをじっくり見て、「これは!」と思う学生に絞ってスカウトを打てる点も当社に向いていると思いました。幸い、当社は業績が好調で、売り上げも順調に伸びています。福利厚生も親会社と大きな違いはありません。「知名度の低さ」「新卒採用実績が10年以上ない」というマイナス要素はあるものの、ピンポイントで直接アプローチできるLabBase経由なら、レベルの高い人材を採用できるのではないかという期待もありました。

なにしろ10年以上ぶりの新卒採用ですから、最近の理系学生の実態がわからないことも大きな課題でした。理系学生はもちろん、当社の主ターゲットである理系大学院生の実態把握という意味でも、LabBaseへの期待は大きかったです。

学生の頑張りや興味を認め、心を動かすスカウト文面を丁寧に作成

Q.実際にLabBaseを使ってみた感想をお伺いできますでしょうか。

データベースでぴったりの学生を検索できたときは、心が躍りますね。とはいえ、スカウトで一人ひとりの胸に響く文章を考えるのは、思った以上に時間のかかる作業。ですが、いい加減な文章では、スカウトを打ってもかえって逆効果ですから、文面作成にはしっかり時間をかけるようにしています。私が心がけているのは、プロフィールから学生さんが取り組んでいる研究や注力している活動を読み込み、当社が興味を持った理由や評価するポイント、その方の能力や特性を生かして、当社でどのような活躍ができるのかなど、なるべく具体的に言葉にして書くことです。

データベースは最初、「ネットワーク」「無線」「Wi-Fi」をキーワードに検索をすることが多かったのですが、最近は多少ジャンルが違っても、新規登録者は必ず全員チェックします。週に1度は、さかのぼって100人ぐらい一気にチェックしますね。そのなかで、「電子」「情報系」を含め、当社とマッチしそうな学生をリストアップして、まとめてスカウトを打つ方が、キーワード検索より効率的で、最近はずっとその方法で活用しています。

Q.他にも、オファーを送る際に文面で気を付けていることはありますか。

当社の業務に直結する「ネットワーク」や「無線」に興味のある人は、会社の将来のビジョンを具体的に示すこともできるので、スカウト文も書きやすいのですが、専門外の学生さんにスカウトを打つときは、頭を悩ませることが多いです。その場合は、技術的な話はあまりせず、研究以外の活動に対する興味や評価など、人そのものに当社が興味をもっていることを、文章に込めて送るようにしています。最近の学生さんは「社会の役に立ちたい」という方が多いので、学校教育現場における「ICT活用授業の円滑な実施」を、当社のWi-Fi環境が支えていることもスカウト文に書くこともあります。いずれにせよ、プロフィールを見て、何がこの学生さんの心に響くか、といった点を大切に、一人ひとりの文面を考えるようにしています。

Q. 理系学生の動向把握という点で、LabBaseは役に立っているとお考えですか?

はい。担当コンサルタントの方から、大学院生(M1)が夏インターンを考え始める時期や、逆に研究を優先して動く時期など、具体的な動向について、定量調査や学生と普段接している肌感両方の視点からレクチャーしていただけるのでとても助かっています。そのおかげで、だんだん学生の動きや心理が見えるようになってきました。

また、理系学生に響くスカウトの文面やワードなども具体的に教えてもらい、徐々にコツをつかみつつあります。昨年の夏インターンは、大学院生の動向がわからず、オファーのタイミングを逃してしまいました。その結果、1名のみの参加でしたが、20年夏インターンに向けて、今年は早めに準備を整えているところです。

LabBase主催逆求人イベントで出会えた学生の数・質の高さにも満足

Q.LabBase導入の効果は?

スカウトでのピンポイントアプローチももちろんですが、一番の収穫はLabBaseの逆求人イベントで、13~14人もの優秀な学生さんにお会いできたことです。こちらのイベントは機電系学生に特化して、少人数の学生ブースを企業が順に回って行くというもの。その中で、ぜひ採用したいと思える方が2人いらっしゃいました。そのうちのお一人とは今も密なコンタクトを継続中で、今後1次、2次面接へと進んでいただく予定です。もうお一人は、ご本人の希望を尊重して親会社でのインターンをご紹介しました。当社には入社いただけなくとも、このような非常に優秀な人材に巡り合えたことは、グループ全体として大変喜ばしいことだと思っています。

Q. LabBase以外の求人イベントに参加されたことはありますか? LabBaseのイベントが良いと思われた点は?

以前、関西地方の国立大学で、大学生協主催の学内合同説明会のようなイベントに参加したことがありますが、大手企業も数社参加していたにもかかわらず、集まった学生はわずか25人。理系学生に至ってはわずか3~4人で、正直がっかりしました。当社とのマッチングの良さ、参加する学生さんの質という意味でも、LabBase主催のイベントは非常に満足度が高かったです。

関西在住の学生との接点を増やしたい

Q. 今年は、夏インターンを新卒採用にうまく活用したいとのお話でした。それはどういったお考えからでしょうか。

当社のことをよく知らない学生さんが、インターンに参加すると「開発現場の雰囲気がとても良かった」など、高評価をいただくことが多いんです。今は、実際にインターンを経験しないと、入社に踏み切れない学生さんも多いですから、我々にとってもインターンは新卒採用に欠かせない重要な機会だととらえています。当社のインターンは3日~1週間と比較的長い期間を設け、ソフトウェアの検証などにも携わっていただくことが特徴です。残念ながら、マンパワーの問題で、いつでも自由に日程を設定することが難しいのが、歯がゆいところなのですが…。それでも今年は、大学院生が動き始める5月ぐらいまでに夏インターンの予定を決めて、少なくとも3~4人は受け入れたいと考えています。

Q.今後、LabBaseに期待することをお聞かせください。

21卒はLabBase経由の学生さんを最低1名、できれば2名採用したいと思っています。夏インターンが勝負だと捉え、ターゲットとなる学生さんを対象に、5・6月に集中的にスカウトを打ちたいと考えています。POLさんへの期待としては、関西の有力国公立大学、私立大学の登録者を増やしてほしいですね。もちろん、現在も多くの登録がありますし、関西でのイベント実施もされていますが、より強化いただけるとありがたいです。 弊社の場合、東京は即戦力の中途採用がメインです。新卒は基本的に神戸での採用となりますので、関東圏の学生には敬遠される可能性が高いのではないかという懸念があるんです。当社としては、関西圏の学生さんに積極的にお会いする機会を増やし、当社の魅力をお伝えしたいと思います。今後は、関西圏をはじめ地方在住の学生さんとオンラインで結ぶLabBaseのイベントや説明会などへの参加も、前向きに検討したいと思います。

 

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